As a Japanese Salaryman Second

サラリーマンの視点で書くブログ!スキルアップしてパワハラに負けない方法を紹介!

【部下育成】部下育成を阻む上司に負けない方法

部下育成は部下・自分自身・組織が成長するために必要なことだ。でも、部下育成を阻んだり、部下育成に興味のない上司がたくさんいる。この記事では、ビジネスの現場からひと騒動の真実をバッサリ切り込んでいこうと思う。共感してくれる人がいたら嬉しい!

 

この記事はこんな人におすすめ

  • 部下を育成したいサラリーマン
  • 成長を疎ましく思う上司に悩んでいるサラリーマン
  • パワハラや無能上司を抱える仲間が知りたいサラリーマン

これは、とある上場企業のA係長の話。話はこんなだ。

財務諸表を通じて部下育成

上場企業のA係長は30歳。この人がまぁ熱心に部下を教育しているのよ。それで、今回は取引先の財務諸表を読み解くスキルを若手に教えていたのね。

そして、この若手メンバーが隠れた優秀な社員だったことに気が付いた。更に成長すれば全組織に利益をもたらすぞ。そう考えて、部下が経験し、成長するためのでかいプロジェクトを提案したわけだ。

部下育成を阻む上司登場

だが、しかし!そこに現れたのが短視眼的な考え、自分本位の考えしか持てない課長代理だ。彼も、A係長と同じく財務諸表の分析を得意としている。

この話をかぎつけた課長代理、この人、部下が伸びることで自分が脅かされると思ったそうだ。

「彼らはまだ勉強中で経験不足だ。だから、でかいプロジェクトは出来ないに決まっている。プロジェクト自体、やらない方が良い。」

と大会議で発言。なんと、若手のチャンスを潰したんだ。

普通、教えてやるでしょ!!!

そんなやつがいるから会社は伸び悩むんだよね。 さて、こういう時はどうすればいいだろう?「部下育成の敵」に立ち向かうにはどうするか?

要点をまとめてみよう!

部下育成のメリットを突きつけろ!

「そんなのうまくいかないに決まってるでしょ!当然よ!」

まず、グダグダ感覚でものを言ってる奴には、結果を数字で見せつけよう。「に決まってる」「当然」は勢いで誤魔化されやすいフレーズだ。対処は、データをバンバン叩きつければいいんだ。誤魔化しフレーズを使う無能上司には「こちらは根拠がありますが、そちらの主張の根拠を教えてください」と攻めていこう。

ビジネスってのは数字、論理、情熱、ここらが合わさって出来ている。「に決まってる」「当然」はマイナスの熱意。これを使うのが無能上司ともなれば、マイナスの熱意以外は根拠がない事が多い。数字と論理を武器に根拠を引っ提げていこう。

例えば、これまで教育した結果、ある効率が20%アップしたとか、取引先からの評価が10点上がった、なんて実績ベースで具体的なデータをぶつけるんだ。もし、まだ外部で成果がないならば、内部で部下育成が有効になると思った理由を並べる。

言い訳の余地を与えず、事実をキャパオーバーするほど叩き付けてあげよう。

説得力の付け方として別の記事でSMART目標という考え方を挙げているから見て欲しい!

 

business.ltlnet.com

これが、部下育成を妨げる上司に喝を入れ、組織の未来を切り拓くためのスタートラインだ。さあ、データをしっかりと武装し、成長の波に乗っていこう!

部下育成から見えるビジョンを説明する!

「私の部下が成長すればこのような事態でも大丈夫です!」

将来、この部下育成がどう組織に貢献するかを描こう!「いつか完璧になってから」じゃなくて、「今がそのチャンスだ」と燃えるビジョンを提示する!ゼロイチ判定はダメって別記事でまとめる予定だけど、完璧になってから始めようってのは永遠に始めないってことだ。課長代理の「経験が足りない」というセリフを逆手に取れば「だから経験させてあげたいのです」と説明できるよね。


まず、「仕事がうまくいかない」原因で最もあてはまる可能性が高いのが、「経験不足」です。これはある意味当たり前のことで、どんな仕事であれ、初めて経験する場合は、その仕事をする上での知識やノウハウ、コツのようなものは持ち合わせていません。

mynavi-agent.jp

 

今を生きる我々にとって、「未来」ってのは、ただの空想じゃない。ズバリ言ってしまえば、僕たちが作り出す現実だ! 課長代理のように、自分が脅かされるかもしれないとビビってる奴に操られていると未来は現実にならないぞ。徹底的に脅かしてやろう。

課長代理にはビジョンも響かない?

ちなみに、このエピソードの上司はまるで部下育成を受け入れる意思はない様子だ。このような場合は、何を言っても通じない可能性がある。そんな時は、その上司以外がビジョンに納得するように頑張ってみよう。

今回の場合は部下育成の結果、財務諸表をバリバリ読めるようになれば、そのスキルが将来、どうビジネスを変革していくかを想像させる。会社にも部下にも見せつけて、モチベーションを高めるんだ。

ビジョンを掲げることは、リーダーとしての責任なんだ。部下が「ああしようかな」「こうなったらどうするかな」と自分で考え、自分の将来にわくわくできるように導こう。ビジョンがあってこそ、人はモチベーションを持って働ける。だから、僕たちはそれを促進するためのキッカケを作り出すわけだ。

Googleが掲げる検索に対するアプローチというものがある。小さくても構わないので、こういう「何を追及するか」を表現できるとわかりやすいね

www.google.com

さあ、ビジョンを大きく持って、前を向いて進もう!

みんなで声を上げろ!

「俺たちは一人じゃないぜ!」

一人の課長代理にビビってどうする!他の味方と連携して圧力をかけていこう。

という訳で、組織が一丸となって成長していく空気を作ろう!経営の現場は戦場だ。戦場で生き残るためには、個人の力だけじゃなく、一丸となったチームワークが求められる。今回の話で言えば、部下や他部署の人達までその気にさせておくのがとても有効だ。そして、別のチャンネルで周囲の味方からも、その課長代理やその他関係者皆に「やりたい」って言ってもらおう。そうすれば、更に実現は近づく!

無能上司やパワハラ上司にビビったり、遠慮してたんじゃ、会社の成長は望めない。 とは言え、上司なのだから1:1ではパワー負けする。一人で戦うんじゃなく、組織全体の力を結集させるのがいい。あなたが言ってる事が正論ならば、みんなで声を上げてくれる。

とは言え、落ち着くことも大事

「神のお墨付きをもらった!勝利だ!」

味方を募るからには部下や他部署の人達からの声もしっかり聞久野も忘れずに。あなたが間違ってる可能性も全然あるからね。

ビジネスはトップダウンだけで成り立つもんじゃない。現場の声を拾うことこそが、リーダーの真骨頂なんだ。 この現場の声が、判断の精度を上げてくれる。皆が直面している課題を聞き、それを解決することで、組織全体がうまく回り出す。

みんなの声に耳を傾けて、対応して信頼されることを通じて行動すれば周囲を説得して部下育成を進める道も開けるはずだ!

さあ、立ち上がってフィードバックを受け止めに行こう!

実はこれはチャンスである!

普通は、部下育成に対して完全否定的な意見を出すなんてことは有り得ないはずだ。課長代理のような「成長の障害」を排除し、それどころか成長を加速させる環境を作り出せそう!

上手くいけば、課長代理も考えを改めるかもしれない。そうでない場合でも、組織全体の雰囲気が変わることで、課長代理よりも上層部や周囲の人達が認めてくれ、教育や育成が正当に評価されるようになるよ。そうすると、あなたは課長代理をぶっこ抜く材料をひとつ勝ち取れる。課長代理がその立場に追い込まれても主張を変えずに居ると、課長代理の評価が下がるでしょ。むしろ、チャンスだと思わないか?

まとめ

リーダー諸君、この短視眼的な課長代理の様な「部下育成の敵」を打ち倒し、組織を進化させる時が来たぞ。データで結果を示し、壮大なビジョンを描き、みんなで声を上げて変革を推し進めよう。フィードバックを受けることも忘れずに。成長は今だ!立ち遅れるな!

あっ、意図的に担当者をすっ飛ばすスキップ上司の話もあるよ!

それでは、また!